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池上壮豊(いけがみそうほう) 「赤富士錦」 シルクスクリーン 額縁外寸 74.5x56.0x2.5㎝ 内寸 72.7x54.5㎝ 絵 53.0x38.5cm [m-663]
¥28,000
池上壮豊(いけがみそうほう) 「赤富士錦」 シルクスクリーン 額縁外寸 74.5x56.0x2.5㎝ 内寸 72.7x54.5㎝ (全紙) 絵 53.0x38.5cm [m-663] ¥44000 池上壮豊 1940年 福岡県久留米市に生まれる 1959年 武蔵野美術大学卒 1965年 広告・出版等、イラストレーターとして独立 1981年~84年 日本版画協会展 1982年 期待の新人作家賞展 1985年 フィナール国際美術展 1987年 AJACスペイン展・東京展 1990年~朝日・毎日・各新聞社主催福祉基金賛助出品 1993年 潮文社「山頭火句集」表紙 以降、近代日本美術協会展(東京・ベルギー・モナコ)・CWAJ現代版画展に出展 受賞:自自大臣賞・国務大臣賞・仏大使館賞・美術家名鑑賞・国際芸術新聞社賞ほか
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関根將雄(せきねまさお)「紅富士(あかふじ)」リトグラフ 71/150 外寸74.5x63.5x 厚み5.0cm 絵52.5x40.5cm [m-660]
¥77,000
関根將雄(せきねまさお)「紅富士(あかふじ)」 リトグラフ 71/150 外寸74.5x63.5x 厚み5.0cm 絵52.5x40.5cm [m-660] ¥220000 シミあり 関根將雄 画歴 1919年 埼玉県に生まれる 1937年 東京美術学校(現東京芸大)に入学する 1942年 東京美術学校(現東京芸大)日本画科研究科に入学する 1943年 同科在学中に応召、衛生兵として従軍する 1946年 2月に復員する 第1回日展に日本画の絵画「さとの秋」が初入選する 日本画 の大家・伊東深水に師事する 1955年 第11回日展で日本画の絵画「双楽」が特選と白寿賞を受賞する 1966年 改組後の第9回日展で日本画の絵画により特選と白寿賞を受賞する 1972年 師である伊東深水の死を機に、日展委嘱を辞し無所属となる 1978年 埼玉文化賞を受賞する 1981年 埼玉県教育功労表彰を受賞する 1983年 埼玉県文化賞を受賞する 1986年 紺綬褒章を受章する 1987年 文化大臣地域文化功労章を受章する 1990年 勲5等瑞宝章を受章する 1991年 埼玉県文化団体連合会会長に就任する 2004年 宮内庁の要請で、まごころ国体開催に伴う行幸啓のお泊り所 (東松山市内ホテルヘリテイジ)に日本画の絵画3点を寄贈する 2013年 逝去 著書にエッセイ集「わが心の武蔵野」、「日本画入門」、画文集「ディスカバーさいたま」、「ヨーロッパスケッチ集」、随想集「ピラテウスの月」など多数。 オリジナルリトグラフとしては「四季を謳う」(4枚組)がある。 「赤富士」は、夏の朝、山の地肌が日光で暗褐色に色づいた状態とされていて、葛飾北斎の浮世絵版画「富嶽三十六景」の中でも、赤富士を描いた「凱風快晴」は傑作として広く知られている。 一方で、「紅富士」は真冬の朝夕、雪が積もった白い斜面が光で照らされ、鮮やかな紅色に染まった状態のことをさすという。 美しい赤富士、紅富士はいずれも空気が澄んでいるときに見られるようだ。
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サイモン・ブル「Of My Life 」版画131/200 額縁外寸49.2x51.0x2.0㎝ 内寸43.6x45.5㎝ 絵27.0x27.0㎝[k-111]
¥18,000
サイモン・ブル「Of My Life 」 版画131/200 額縁外寸49.2x51.0x2.0㎝ 内寸43.6x45.5㎝ 絵27.0x27.0㎝ [k-111] ¥27500 サイモン・ブルは、 1960年イギリスに生まれる。 ノーマン・ウェヴスターに師事し、ファインアートを学ぶ。 1978年香港にて初の個展。 1980年工芸学校卒業。 以後、イギリス国内やヨーロッパ各地で個展開催。 個性的な水彩画、エッチング、モノタイプ等の作品で国際的な評価を高める。 その作品は、英国ロイヤルファミリーを始め、多くのコレクターに収蔵されている。
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サイモン・ブル「Yellow Gold 」版画 60/200 額縁外寸39.7x38.5x2.0㎝ 内寸34.0x33.3㎝ 絵17.0x17.0㎝[k-112]
¥12,000
サイモン・ブル「Yellow Gold 」版画 60/200 額縁外寸39.7x38.5x2.0㎝ 内寸34.0x33.3㎝ 絵17.0x17.0㎝ [k-112] ¥19800 サイモン・ブルは、 1960年イギリスに生まれる。 ノーマン・ウェヴスターに師事し、ファインアートを学ぶ。 1978年香港にて初の個展。 1980年工芸学校卒業。 以後、イギリス国内やヨーロッパ各地で個展開催。 個性的な水彩画、エッチング、モノタイプ等の作品で国際的な評価を高める。 その作品は、英国ロイヤルファミリーを始め、多くのコレクターに収蔵されている。
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シャーリーフェルト Shirley Felts 「Two Vases Of Flowers」ポスター額装品 額縁外寸71.0x91.0x3.0㎝ 内寸60.2x80.2㎝ [k-353]
¥19,800
シャーリーフェルト Shirley Felts 「Two Vases Of Flowers」 ポスター額装品 額縁外寸71.0x91.0x3.0㎝ 内寸60.2x80.2㎝ [k-353] ¥27500 シャーリーフェルトShirley Feitsは、ウエストバージニア州ウェルチで生まれる。 1960年、テキサス大学オースティン校で美術学士の学士号を取得。 その後、サンフランシスコのカリフォルニア美術学校でグラフィックデザインを学んだ。 水彩で東アジアの風景、コーンウォール、テキサス湾、南アメリカの熱帯雨林などを静物画として描く。
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マリリン・シマンドル Marlyn Simandle「ア・プレート・ツー A Plate Two」ポスター額装品 額縁外寸89.5x69.5x2.5㎝ 内寸サイズ80.2x60.2㎝ [k-300]
¥19,800
マリリン・シマンドル Marlyn Simandle 「ア・プレート・ツー A Plate Two」 ポスター額装品 額縁外寸89.5x69.5x2.5㎝ 内寸サイズ80.2x60.2㎝ [k-300] ¥33000 アメリカ女性作家 1969年San Jose州大学を卒業し、アーティストとして活動を始める 60以上の個展を開催し数多くの賞を受賞 North Light社から本を出版しアメリカの水彩画家から絶賛されている カリフォルニア中心部にあるスタジオでアーティストの夫と共に活動中
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ポール・シモンズ Paul Simons「イエローラインYellow Line」ポスター額装品 ガクブチ外寸88.8x68.8x2.0㎝ 内寸80.2x60.2㎝[k-234]
¥18,000
ポール・シモンズ Paul Simons 「イエローラインYellow Line」 ポスター額装品 ガクブチ外寸88.8x68.8x2.0㎝ 内寸80.2x60.2㎝ [k-234] ¥30800 ポール・シモンズ(Paul Simons)は、風景や都市の景観、カフェ・ストリートシーンなどの自分の好きな場所を光と色を駆使して水彩画や油絵を描くイギリスのアーティストです。 セントマーティンズスクールオブアートで学び、その後、プロのイラストレーター兼画家として活躍。 The Art Groupの版画や IKEA of Sweden の版画の一部の作品が、多くの企業により出版された。
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ビクトール・ スパン「レッドモーニング」版画45/300 額縁外寸42.0x49.0x2.5㎝ 内寸35.0x42.0㎝ 絵20.5x28.0㎝「k-122」
¥19,800
ビクトール・ スパン 「レッドモーニング」 版画45/300 額縁外寸42.0x49.0x2.5㎝ 内寸35.0x42.0㎝ 絵20.5x28.0㎝ 「k-122」 ¥25300 ビクトール・スパンは、1949年フランスに生まれる。 1982年パリのポロクラブでの展覧会をきっかけに、ポロとゴルフの題材で好評を博し、作品が、全世界に広まる。 フランスのギャラリー・ドゥ・ラ・ブラス・ボーボ、エチェンヌ・サシ邸、スイス、アメリカ、日本、台湾等各国で展覧会を開催。 テニス、ヨット、F1等の「動き」を主題とした作品が高評価される。 1988年40点の作品についてEFFA出版と独占契約し、書籍を出版。在は柔道家、ダンサー等の他にも、美しい花や庭園などをモチーフにその才能を発揮。スパン独自の鮮やかな色彩と、ダイナミックさは、フランスのみならず世界各国で大変高い評価を受けている。
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堀内掬夫(ほりうちきくお) 「作品Ma-06」 シルクスクリーン 額縁外寸 41.5x53.0x2.2㎝ 内寸 39.4x50.9㎝ (大衣) 絵 21.5x32.0cm [m-665]
¥13,200
堀内掬夫(ほりうちきくお) 「作品Ma-06」 シルクスクリーン 額縁外寸 41.5x53.0x2.2㎝ 内寸 39.4x50.9㎝ (大衣) 絵 21.5x32.0cm [m-665] ¥22000 堀内掬夫(ほりうちきくお) 1963年 札幌静修中学校を振り出しに静修高校、札幌国際大学に勤務、同大学短期大学部副部長を最後に09年3月末退職、現在北海道文教大学教授。 今月5月には札幌芸術賞受賞祝賀会が開かれた道展で1966年札幌市教育長賞、翌年STV賞を受賞、96年から08年まで12年間道展の事務局長を務めた。 これまでにTHE VISUAL TIME展、北海道現代美術展、札幌美術展、10人空間展など多数に出品。 道展会員、札幌国際大学短大部名誉教授 1940年札幌市生まれ 札幌東区在住 (北海道近代美術館、札幌芸術の森美術館、札幌国際大学、北海学園大学に作品を収蔵) 現在画家 北海道美術協会(道展)会員 北海道幼稚園養成協議会顧問 札幌国際大学短期大学部名誉教授
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藤田不美夫「水辺の白樺」 木版画 64/200 額縁外寸44.3x56.3x2.5㎝ 内寸サイズ42.5x54.5㎝ 絵26.2x36.0㎝ [m-621]
¥18,800
藤田不美夫「水辺の白樺」 木版画 64/200 額縁外寸44.3x56.3x2.5㎝ 内寸サイズ42.5x54.5㎝ 絵26.2x36.0㎝ [m-621] ¥33000 【藤田不美夫 画歴】 1993 愛知県半田市に生まれる 1956 武蔵野美術大学油絵科卒業 1956 武蔵野美術大学油絵科卒業 1963 木版画制作を始め、日本版画協会展等に出品 武者小路実篤著「人生論シリーズ」や 荻原井泉著「芭蕉鑑賞」等の表紙、装丁 1965 「鳥」「化石」「仮面」などの木版画シリーズを発表 1970 白樺などの林をモチーフにした連作「樹林」を発表 1980 武蔵野美術大学木版画グループ展に参加、巡回 1987 小田急カルチャースクール木版画部門の専任講師 1990 ギャラリー光彩にてデッサン、木版画の個展 1996~99 伊勢丹(松戸)、日本橋丸善、新宿三越などの画廊・ギャラリーにて個展 2000 CWAJ現代版画展
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宮島宏「ふくろう」 木版画 額縁外寸26.5x32.5x2.2㎝ 内寸24.2x30.3 絵16x20.5㎝ [k-282]
¥8,800
宮島宏「ふくろう」 木版画 額縁外寸26.5x32.5x2.2㎝ 内寸24.2x30.3 絵16x20.5㎝ [k-282] ¥11000 宮島宏 画歴 1946年生まれ 新潟県見附市在住 40代後半から版画に興味を持つようになり以後、版画の創作に専念する 特に木版画の魅力にひかれ「木」を題材にした一連の作品は、作者のオリジナルの技法により独特の世界観を完成させている 1999年新潟県県展賞受賞 皆様の幸せを願い真心を込めて一本一本の線を彫り上げ一枚一枚丁寧に刷り上げた木版画です。
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鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし)「 青楼芸者撰「いつ花」」木版画 額縁外寸44.5x59.5x2.5㎝ 内寸35.0x50.0㎝ 絵25x38.5㎝[k-129]
¥19,800
鳥文斎栄之 (ちょうぶんさいえいし) 「 青楼芸者撰「いつ花」」 木版画 額縁外寸44.5x59.5x2.5㎝ 内寸35.0x50.0㎝ 絵25x38.5㎝ [k-129] ¥27500 吉原の芸者たちを描いた三枚続きの「青楼芸者撰」はそれぞれ一枚だけでも見られる構図となっています。 その一枚が、扇を口許に当てた穏やかな表情の「いつ花」で、栄えらしい丹精で上品な美人画となっている 鳥文斎栄之(1756~1829)は、五百石取りの旗本で、狩野栄川院(典信)の門人。 鳥居清長の画風を学び、長身の美人を描き、歌麿に対抗する美人画家として活躍した。 肉質画を多く描いたが、版画にも優れた作品がある。 題名から吉原の女芸者を描いた揃いと知られ、「いつ花」と「おはね・おふく」を描いた2枚が 三味線箱で繋がり、その隣(左右どちら側かは不明)に「いつとみ」が配される白雲母摺の3枚 続きの構成であったことが、同じ版元の岩戸屋から出版された国運母摺3枚続の「青楼美撰合」 の存在から推測される。 芸者の活躍時期と作風から寛政年間(1789~1801)の作品と考証され、直線的にすらりと伸びた姿は、やや硬質で動きが少なく、淡白な描写だが、艶麗さと清楚さとを合わせて表現する栄之の特徴を良く表しており、同時期の活躍した喜多川歌麿などにも影響を与えている。
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東洲斎写楽「三世市川高麗蔵の志賀文七」木版画 額縁外寸45.0x56.5 厚さ2.0cm 内寸39.4x50.9cm(大衣)絵35.0x37.0cm [m-652]
¥19,800
東洲斎写楽「三世市川高麗蔵の志賀文七」木版画 額縁外寸45.0x56.5 厚さ2.0cm 内寸39.4x50.9cm(大衣) 絵35.0x37.0cm [m-652] 定価¥27500 東洲斎写楽(とぅしゅうさい しゃらく) 製没年不詳 日本・江戸/江戸時代中期・浮世絵 謎の天才浮世絵師 生涯・経歴:寛政6年(1794年)突如として浮世絵界に現れ、 約10ケ月の期間内に約145点あまりの浮世絵を発表し、 忽然と姿を消した正体不明の謎の浮世絵師として知られる写楽。 生没年、出身地、師弟関係なども不明であり、また、彼を取り巻く謎として ①一般的には浮世絵師は版本等の挿絵を担当してから、1枚絵を手掛けるのに対し、 写楽は大版錦絵28図という大作であったこと ②写楽の作品のすべてが版元蔦屋重三郎による独占販売であったこと ③寛政6年~7年という短い活動期間はなぜかという3点がさらに謎を深めています。 ドイツの美術研究家ユリウス・クルトがレンブラント、ベラスケスと並ぶ 世界三大肖像画家と紹介したことがきっかけで、大正時代頃から逆輸入する形で 日本でもその評価が高まりました。 作風・モチーフ:役者の表情や顔などを独特のデフォルメによって描き、 内面までもを露呈させるかのような強烈なインパクトのある作品群が特徴です。 短い製作期間でしたが、スタイルによって4つの期間に区切ることができます。 第1期 寛政6年5月。「大谷鬼次の江戸兵衛」に代表されるような大判者大首絵図を 手掛けた時期で、写楽の評価が最も高い 第2期 寛政6年7月。大判・細判役者全身像として、役者の容貌の誇張を抑えて 全身の表現により場面の雰囲気をつくりだしている 第3期 細判役者全身像・間判役者大首絵・相撲絵 第4期 細判役者全身像・ 相撲絵・追善絵・武者絵等 評価と影響:当時写楽は賛否両論あったようで、厳しい評価としては、 モデルを欠点さえも美化せずに誇張したり、役者の内面を生々しく描き出している として酷評しています。しかし、写楽の作品によって大首絵の位置は高まり、 役者絵の作画、販売量の増加を導いたと考えられており、後世に与えた影響も 多大であるといえ、今日でも日本を代表する浮世絵師として世界中で輝きを放っています。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 寛政6年5月、桐座上演の「敵対乗合話」の内の敵役の志賀大七を描いた作品です。 この絵は色彩でも構図でも実に単純な絵ですが、それだけに印象的で感銘に 力強いものが感じられます。焦点はその顔。 長い顔に高い鼻、しゃくられた長い顎、紅の眼隅に彩られた、ぐっと睨みを きかせたくぼんだ眼の光、三世高麗蔵の特異な顔が目前に迫ってくる思いがします。 さらに効果をだしているのが内懐から出して、刀の柄頭を握ったポーズ。 黒の着付けがさらにこの絵に雰囲気を盛り上げています。 そしてこの単純な色彩に、着物の裏の濃い茶色とほんのわずかにのぞいた 襦袢の赤が加わることで、高麗蔵という役者のもつ色気を表現しています。 そこに写楽の役者描写の極致があるのです。 三代目市川高麗蔵は、四代目の実子で安永元年九歳のとき高麗蔵という名になりました。 天明三年に立役に、寛政十年に実悪となり、享和元年に五世幸四郎を襲名しました。 眼はくぼみ、瞳は小さく凄みがあり、鼻の高いのが特徴で俗に「鼻高幸四郎」と 呼ばれました。 若い時はやつし方でしたが、実悪に転じてからは名声を高めました。 芸風は繊巧で豪放、しかも写実的。 一世の名優として天保九年五月、七十五歳で没しました。
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東洲斎写楽「三世大谷鬼次奴江戸兵衛」木版画 額縁外寸45.0x56.5 厚さ2.0cm 内寸39.4x50.9cm(大衣)絵35.0x37.0cm [m-651]
¥19,800
東洲斎写楽「三世大谷鬼次奴江戸兵衛」木版画 額縁外寸45.0x56.5 厚さ2.0cm 内寸39.4x50.9cm(大衣) 絵35.0x37.0cm [m-651] 定価¥27500 東洲斎写楽(とぅしゅうさい しゃらく) 製没年不詳 日本・江戸/江戸時代中期・浮世絵 謎の天才浮世絵師 生涯・経歴:寛政6年(1794年)突如として浮世絵界に現れ、 約10ケ月の期間内に約145点あまりの浮世絵を発表し、 忽然と姿を消した正体不明の謎の浮世絵師として知られる写楽。 生没年、出身地、師弟関係なども不明であり、また、彼を取り巻く謎として ①一般的には浮世絵師は版本等の挿絵を担当してから、1枚絵を手掛けるのに対し、 写楽は大版錦絵28図という大作であったこと ②写楽の作品のすべてが版元蔦屋重三郎による独占販売であったこと ③寛政6年~7年という短い活動期間はなぜかという3点がさらに謎を深めています。 ドイツの美術研究家ユリウス・クルトがレンブラント、ベラスケスと並ぶ 世界三大肖像画家と紹介したことがきっかけで、大正時代頃から逆輸入する形で日本でもその評価が高まりました。 作風・モチーフ:役者の表情や顔などを独特のデフォルメによって描き、 内面までもを露呈させるかのような強烈なインパクトのある作品群が特徴です。 短い製作期間でしたが、スタイルによって4つの期間に区切ることができます。 第1期 寛政6年5月。「大谷鬼次の江戸兵衛」に代表されるような大判者大首絵図を 手掛けた時期で、写楽の評価が最も高い 第2期 寛政6年7月。大判・細判役者全身像として、役者の容貌の誇張を抑えて 全身の表現により場面の雰囲気をつくりだしている 第3期 細判役者全身像・間判役者大首絵・相撲絵 第4期 細判役者全身像・ 相撲絵・追善絵・武者絵等 評価と影響:当時写楽は賛否両論あったようで、厳しい評価としては、 モデルを欠点さえも美化せずに誇張したり、役者の内面を生々しく 描き出しているとして酷評しています。 しかし、写楽の作品によって大首絵の位置は高まり、役者絵の作画、 販売量の増加を導いたと考えられており、後世に与えた影響も多大であるといえ、 今日でも日本を代表する浮世絵師として世界中で輝きを放っています。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx 三世大谷鬼次の奴江戸兵衛 この絵は写楽作品でとても有名な一枚です。 寛政6年5月、河原崎座上演の「恋女房染分手綱」に登場し、 悪人鷲塚八平次の手下の役を描いた作品です。 悪人の一味であり、この絵を一見しただけで、敵役大谷鬼次のマスクに、 このポーズにも敵役そのものの凄みが表れています。 無理にも引き歪められて一文字に結ばれた口、角型の紅隈で限られた二つの陰惨な眼、 パッと広げた両手の表情には、見る人を引き込む迫力があります。 悪方の一瞬が、これほど緊迫感をもって描かれている絵はそうそうありません。 この緊迫感は、突き出した顔面を大きく描き、そこに重点が置かれているので、 迫る力に圧倒されます。 両手の描写はいささか不自然ですが、それはむしろひとつの雰囲気として必要である だけで、さして問題ではなく、むしろこの絵をより印象に残るものとさせています。 また、この絵を傑作にしているひとつの要因は、その色彩にあります。 大敵でない、それでいて憎らしい、という端敵役であるために、 その衣装はかえって安物で派手であるのは歌舞伎の常道で、 その役柄の色がここにとてもでています。 紅殻色の地に黄の縞も派手なら、襦袢の紅、着物の裏の濃緑も派手。 この派手さが不気味なマスクをさらに憎らしく見せている。 写楽の芸術をダイレクトに知るにはとてもいい作品ではないでしょうか。
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葛飾北斎 「詩歌写真鏡・春道のつらき」 (しいかしゃしんきょう・はるみちのつらき) 木版画 額縁外寸 38.0x73.0x3.0㎝ 内寸 35.0x70.0㎝ 絵 22.0x48.5cm [m-669]
¥29,800
葛飾北斎 「詩歌写真鏡・春道のつらき」 (しいかしゃしんきょう・はるみちのつらき) 木版画 額縁外寸 38.0x73.0x3.0㎝ 内寸 35.0x70.0㎝ 絵 22.0x48.5cm [m-669] ¥44000 春道のつらき 春道列樹は正六位下で文章生であったが、延期喜十四年(九一四)八月という「古今集」成立以前に活躍した歌人であったようである。 「古今集」に三首、「後撰集」(天暦五年九五一)にニ首があるほかは、他に家集もなく余り有名をはせたとは思えない。 そしてこのシリーズにとり上げられたのは北斎が「古今集」の中から選んだものとしか考えられない。 「古今集」巻五、秋下に「志賀の山ごえにてよめる」という歌に(百人一首) 山川に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬ紅葉なりけり とあるのの絵画化であろう。 晩秋志賀(滋賀県滋賀郡)の山越えにあたっても写実的実感を歌としたものと考えられる。 ただ、北斎はこの志賀の地に足をふみいれたことはないはずであるから、その歌意からのみ作図したことは否めない。 ただ鈴鹿を越えてゆくためには山は高い、また渓流は清くはげしい。 そうした聞き覚えが北斎の頭脳に閃いて渓流の藍の色を深め、迫る山肌を荒々しくしている。 岩をかむ流れの飛沫を白く崖岩と遠山との色の対比、そこに聚落の群れと旅人たちの姿を小さく描き出している。 古典文学への回想として、主要人物の列樹と供のニ人が流れを横ぎる橋上で、展開する光景を眺めるという構図を作っているが、このシリーズ中、もっとも複雑な画面構成を試みたものと思われ、流れを大きく彎曲さて遠景につなげる技法はさすがである。 ただ王朝風俗と聚落との時代考証の隔たりには多少の難はあるが、想像として歌意のみを迫った結果、この点は許されてよいと考えられる。 とにかく日本文学の要素をかかる今様に解釈して、絵画化した北斎の偉業はまことに見事である。
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葛飾北斎 「詩歌写真鏡・融大臣」 (しいかしゃしんきょう・とおるのおとど) 木版画 額縁外寸 38.0x73.0x3.0㎝ 内寸 35.0x70.0㎝ 絵 22.0x48.5cm [m-668]
¥29,800
葛飾北斎 「詩歌写真鏡・融大臣」 (しいかしゃしんきょう・とおるのおとど) 木版画 額縁外寸 38.0x73.0x3.0㎝ 内寸 35.0x70.0㎝ 絵 22.0x48.5cm [m-668] ¥44000 江戸時代末期の浮世絵師、葛飾北斎(寛政9年・1798年~文久元年・1861年)の 「詩歌写真鏡・融大臣」(しいかしゃしんきょう・とおるのおとど)です。 世阿弥元清作の謡曲「融」から取材した。 諸国をまわる僧(ワキ)が都に上り六条河原の院で古をしのんでいると担桶を荷った尉(前ジテ)が現れるので、このあたりのお人かと問うと近所の汐汲みだと答える。 海も遠いのに汐汲みとはと疑えば、翁はその昔融の大臣が、汐を引き入れて千賀の塩竃を偲ぶ楽しみをしたという故事を語るうちに、汐曇りに紛れ姿を消す。 僧がそのあたりの人に様子を聴き、まどろんでいると、融大臣(後ジテ)が名月に船を浮かべた昔の様を見せて舞を奏する。 つまり融大臣の亡霊があらわれる。 その一節に、「・・・我、塩 の浦に心を寄せ、あの籬が島の松陰に、明日に船を浮かめ、月宮殿の白衣の袖も、三五夜中の新月の色、千重ふるや、雪を廻らす雲の袖・・・」 この故事は「伊勢物語」の八十一段や「古今集」巻十六の紀貫之の歌に出るところで、謡曲「融」の主典ともなっている。 この絵は新月があらわれ、塩釜をかたどった広い庭に出て、塩焼く苫屋や漁船を配し、その様を娯しんだ風流人融大臣の面影を描いたものである。 そしてこれは現実の世界というよりも幻の中に見るもの静かな姿であるので、樹梢に宿って眠る鳥の姿にもそれがうかがわれ、平安貴族の雅びたさまが、ここに彷彿として浮かんでくる。 ここでは舟をうかべてというのではなく、水に突出た州か土坡に変えているが、落ち着いた謡曲の感覚をそのまま絵画化している北斎の芸術によせる多面性をここにあらわしているといえまいか。 これはまた北斎がかって学んだ大和絵の構想を蘇らせて縦長の景の中に、華美というよりも渋い色調でまとめあげ、それを横長な画面でなく長大縦版に仕組んだ ところに北斎の独創力の豊かなものがある。
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葛飾北斎「富岳三十六景(深川万年橋)」 日本手拭額装品 額縁外寸96.0x41.0x2.0㎝ 内寸89.0x34.0㎝[k-278]
¥12,000
葛飾北斎「富岳三十六景(深川万年橋)」 日本手拭額装品 額縁外寸96.0x41.0x2.0㎝ 内寸89.0x34.0㎝ [k-278] ¥16500 万年橋は小名木川と隅田川との合流点に架けられた橋。 海抜の低かった深川では洪水対策のため、川の両岸の石橋を高くしたという。 その石橋の上に架けられた橋は、人々の視線からは本当に高い位置に見えたのであろう。 橋の下に富士を遠望する構図は、三十年前に描いた洋風版画「たかはしのふじ」に見ることができ、さらに「富嶽百景」「七橋一覧の不二」にも展開されているが、その着想の原点は、川村岷雪の「百富士」「橋本」にあるといわれている。 この図では一見すると富士を見落としかねないが、川に浮かぶ2隻の船の舳先によって富士の有る方へ視線が誘われるのも面白い。 手拭の額装品は、絵画のようにおしゃれなウォールインテリアとして楽しむことができます。
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国武久巳(くにたけひさみ)「湖畔彩る」 シルクスクリーン 8/200 額縁外寸59.0x47.0x2.0㎝ 内寸サイズ 54.5x42.4㎝(半切) 絵39.0x27.0㎝ [k-413]
¥19,800
国武久巳(くにたけひさみ)「湖畔彩る」 シルクスクリーン 8/200 額縁外寸59.0x47.0x2.0㎝ 内寸サイズ 54.5x42.4㎝(半切) 絵39.0x27.0㎝ [k-413] ¥24750 国武久巳は、日本のシルクスクリーン版画家、グラフィックデザイナー。 福岡県出身。 1952年からフリーランスデザイナーとして、カレンダーなど商業美術の分野を中心に活動し、 1960年に日本宣伝美術会会員となる。 1979年以降、版画作品の制作に取り組む。 2008年7月22日、死去。
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ビワハヤヒデ 競走馬「ハンドタオルの額装品」ガクブチ外寸45.5x45.5x2.3㎝ 内寸40.0x40.0㎝[k-325]
¥9,800
ビワハヤヒデ 競走馬「ハンドタオルの額装品」 ガクブチ外寸45.5x45.5x2.3㎝ 内寸40.0x40.0㎝ [k-325] ¥13200 競走馬のビワハヤヒデは、1993年の菊花賞(G1)に優勝しこの年の年度代表馬、最優秀3歳牡馬に輝いた。 父シャルード(USA)、母パシフィカス(USA)、母乳Northerm Dancer(CAN)という血統。 半弟にナリタブライアン(12勝、JRA賞年度代表馬、最優秀2・3歳牡馬」、日本ダービー(G1)、菊花賞(G1)、皐月賞(G1)、有馬記念(G1)、ビワタケヒデ(ラジオたんぱ賞(G3)がいる。
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切り絵の額装品 ガクブチ外寸46.5x39x2.3㎝ 内寸42.4x34.8㎝四ツサイズ 切り絵サイズ19.5x19.5㎝ [k-288]
¥12,000
切り絵の額装品 ガクブチ外寸46.5x39x2.3㎝ 内寸42.4x34.8㎝四ツサイズ 切り絵サイズ19.5x19.5㎝ [k-288] ¥16500 手の込んだ 切り絵の額装品が、お部屋のインテリアにピッタリ。
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キッチンクロス額装品 「Vini D Itaria」 額縁外寸61.5x92.0x2.0㎝ 内寸56.0x87.0㎝ [k-342]
¥22,000
イタリアの各地方ごとの特色のあるワインをデザインしたキッチンクロスの額装品 額縁外寸61.5x92.0x2.0㎝ 内寸56.0x87.0㎝ ガラス入り [k-342] ¥27500 絵画のようにおしゃれなウォールインテリアとして楽しむことができます。 又、お店の店飾りとしても最適です。
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矢道瞬「CITYⅠ」 版画ジクレー版画14/200 額縁外寸62.4x32.2㎝ 内寸60.0x30.0㎝ [k-152]
¥16,500
矢道瞬(やみちしゅん)「CITY Ⅰ」 版画 ジクレー版画14/200 額縁外寸62.4x32.2㎝ 内寸60.0x30.0㎝ [k-152] ¥27500 画歴 1950年 旭川生まれ 1971年 東京デザイナー学園名古屋校終了 1976年 毎日広告デザイン賞、特選2席受賞 朝日広告賞、G部門賞受賞 1977年フリーのイラストレーターとして独立 1980年 毎日広告デザイン賞、流通2部門入選 xxxxxx 東京のシンボルとして、また観光名所として多くの人々に親しまれている架橋「レインボーブリッジ」 平成5年にオープンしたレインボーブリッジは、臨海副都心と都心を結ぶ懸け橋として活躍しています。 レインボーブリッジは歩いて渡ることもでき、そこから望むウォーターフロントの夜景もなかなかのもの。 レインボーブリッジは、織田裕二主演の人気映画「踊る大走査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」の舞台となったことでも有名です。 「レインボーブリッジ封鎖できません!」などのセリフは当時かなりの流行ワードとなりました。 劇中で封鎖されているレインボーブリッジは、映画撮影時に実際には封鎖できなかったため、似たような橋での撮影が敢行されました。
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鈴木郁夫「黄バラ 」 油画WSM 額縁外寸59.3x29.8x5.0㎝ 絵45.8x15.8㎝ [m-636]
¥22,000
鈴木郁夫「黄バラ」 油画WSM 額縁外寸59.3x29.8x5.0㎝ 絵45.8x15.8㎝ [m-636] ¥33000 黄色い花の風水効果~黄色には金運アップの効果があります。 なので、金運を司る方位である西と相性が良いです。 金運アップ以外にも、黄色は視覚的に元気を与えてくれる色でもあるので、暗い雰囲気の場所 に置くと、明るさをプラスしてくれます。 鈴木郁夫 画歴 1955 岐阜に生まれる 主体美術展に出品 岐阜にて個展 2階 グループ展 3回 現在、應美会会員
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竹久夢二 「はがき4点セット」前面ガラスの額に入ったポスター額装品 外寸59.0x23.0x1.2㎝ 内寸はがきサイズ15.1x10.7㎝x4カ所[k-215]
¥7,700
竹久夢二 「はがき4点セット」前面ガラスの額に入ったポスター額装品 外寸59.0x23.0x1.2㎝ 内寸はがきサイズ15.1x10.7㎝x4カ所 [k-215] ¥13200 竹久夢二は、明治末から昭和初期にかけて活躍、一世を風靡した詩画人です。 大正の歌麿とも言われているように、その作品には市井のくらしに根付いた喜びや悲しみが表され、一世紀に近い時を経た今も人々の心を魅了します。 美人画は、もちろん、子供画や晩年は日本の山河を多く主題としました。 また、木版画の製作、楽譜や表紙装幀にも携わり、浴衣・半襟・手拭など日々の生活に用いるもののデザインにも情熱を注ぎ、日本のグラフィックデザイナーの先駆者として多くの素晴らしい作品を残しました。 表面が、1枚のガラスでできた新感覚のフレームなので、スッキリ清潔感があり、お部屋のインテリアとして最適です。